8. 世界の車窓から〜in アラスカ〜
日付:1/7(土)
※日本時間:1/8(日)
場所:アンカレッジ(アメリカ)
天気:晴れ
気温:最高-13°/最低-16°
【世界の車窓から〜in アラスカ〜】
前略、今、アンカレッジからアラスカ鉄道に乗りフェアバンクスに向かっております。
アラスカに来たらやりたかったことの一つが"アラスカ鉄道に乗る"でした。
また一つ、夢が叶いました。
念願のアラスカ鉄道の車窓から見る1月のアラスカは、綺麗な雪景色です。
朝7時、アンカレッジ空港で目を覚まし、
駅に向かうため外に出ると、一瞬で目が覚めるほどの寒さでした。
本日は最高気温が-13°と、
アンカレッジでは直近1週間で一番寒い日となりました。
朝8時30分アンカレッジ発のアラスカ鉄道に乗り、北へ約570km、12時間かけてフェアバンクスを目指します。
座席はこんな感じです。
荷物の置いてある方が自分の席で、反対側には老人が座りました。
自分の席が背中方面に進むのでずっと外を見ていたら酔いそうでした。
相席の老人は、毎年アラスカに来ており、アラスカ鉄道は6回目とのこと。
この老人に、「道中でデナリ山が見れるか」聞いてみると、
『過去5回中、1回しか見たことない』
『天候が良くないと見れない』
アンカレッジを出発した時点でどんよりとした曇り空。
この天気に老人も『今日は見れないかもな〜』とのこと。
ネットにも『見える方が少ない』との記事もあったので、しょうがないかと諦めモードでした。
出発してからは前日が空港泊だったのであまり寝てなく、まだ外も暗いので気づいたら寝ていた。
出発から2時間ぐらいかな?
寝てるとなにやら車内が騒がしい。
座っている反対側の窓の外をみんなが見ている。
寝起きの目を擦り外を見るとそこには…
北米大陸最高峰のデナリ山!!
アラスカでデナリ山を見るという夢も叶いました。
雲一つない晴天のもと、麓から山頂まで、めちゃくちゃはっきり、めちゃくちゃ綺麗に見れました。
今回の旅、色々と運が重なり、びっくりするくらいに良いこと続いております。
この後の1年が怖いぐらいに…
写真を撮り終えて席に戻ると老人も、『写真撮ったか?今日はラッキーだ!とても綺麗だ!』
と興奮しておりました。
アラスカ鉄道は途中の駅で10分程休憩タイムがあり、最初に止まった「タルキートナー」といえば、デナリ山があるデナリ国立公園の玄関口として有名です。
デナリ国立公園を観光する人から、デナリ山頂を目指す人まで、多くの人がこの街から出発するので、夏は賑わうそうです。
あいにく、デナリ国立公園は冬季期間中、ほとんどのエリアに立ち入ることができません。
また、冒険家・植村直己さんもこのタルキートナーからデナリ山頂を目指しましたが、下山中に通信が途絶え、ここに帰ってくることができず、39年が経ちます。
今もデナリ山のどこかにいるのでしょうか。
次、夏の時期にアラスカに来ることがあれば、タルキートナーで下車し、デナリ国立公園を探索してみたいです。
ちなみにこのアラスカ鉄道は、主に貨物列車として使用されているため、乗客を乗せているのは2両のみとなります。
車内にはレストランもあるが、昨日ウォルマートで食料を調達したので、今回は使用せず。
メニューはこんな感じ。
外を見て、寝てを繰り返しているうちに、そろそろフェアバンクスに着きます。
本日のアラスカは日の出10:44、日の入り15:10と日照時間が4時間半程しかありません。
フェアバンクス到着が20時なのであたりはもう暗いです。
フェアバンクスはアンカレッジより北にある分、気温が低く、ただいまの気温は-21°です。
車内も少し寒かったのですが、外はきっともっと寒いでしょう。
こんな寒い世界は経験した事がないと思いましたが、よくよく思い返してみると、エキスポランドの"-30°の世界"で体験して以来でした。
そんなことを考えてる間にフェアバンクス到着しました。
このあと、フェアバンクスには2週間程滞在します。
1/5に出発してから、この旅初めての宿です。
1/4振りの布団です。
もちろんお風呂も1/4振りです。
移動続きだったので、今日はゆっくりします。
さすがに眠いです。笑
〜Have A Nice Day 世界一周編〜
2018/3/13 〜 2018/10/13
k-fkttd-world.hatenablog.com
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〜Have A Nice Day アラスカ編〜
2023/1/5 〜 2023/1/28
alaska49.hatenablog.jp
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